ご近所の不幸が蜜より甘い



他人の不幸に泣き崩れるほどではないにしても こんなにも非情な人間だったのか?  

「事件! 事件!」 と カメラを持って出て 戻り 「これがホントの 他人の不幸は蜜の味」 と 笑いが止まらない私の姿に 不安気な身内が一名

写してきたばかりの画像を見せられて 「そういうことか」 と ホッとした様子


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涼しいうちに 玄関前の歩道の落ち葉を掃き集めていたら 「おはよう~!」 と お向かいの二階の窓にMさんの笑顔がありました
ここ数日の暑さから 就寝時もクーラーの点けっぱなしで 喉を傷めていた彼女

今日は爽やかじゃない?
ゆっくり休んだのね?

と返すと

それが爽やかじゃないのよ
裏の柿の木に蜂が巣を作って

わぁ~!
何の蜂?

さっそく カメラを手に お向かいさんの家の裏に回ったのでした

「 昨日 殺虫スプレーは買って来たんだけど ・・・ 」 と 恐る恐るの彼女に反して

わぁ~ !
再び 私の心の叫び


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キノコ狩りの里山で踏んだ とか 農家の納屋などに作るとかで 画像は見たことがあるけど 実物は初めて

我が家でも お皿が重なった形のミツバチが一度だけ と 円錐形のは たびたび見つけることがあるが こういう形のは いまだかつて ない

大切な柿の木に 蜂が宿った彼女の気持ちを思いやる余裕はなく これ幸いとシャッターを押しまくる私


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いるいる

朝一の出稼ぎから戻ったハタラキバチでしょうか
柿の葉をぬって巣に止まり 一匹が出入りできるほどの穴から巣の中へ 
周囲の気配が気になるのか 顔を出したり引っ込めたりは見張り役?  

ふふっ! 可愛い


これが 本当の 他人の不幸は蜜の味 
いや これは 密より甘い

こんな私の喜びが理解できるはずもない彼女は 「秋には 柿を もがないとだから 退治しないと ・・・」

う~ん
これが何蜂だか解らないけど ミツバチと違って 名前に スズメ アシナガ キイロ などが絡み合った類の蜂は 秋になったら居なくなるんじゃないかなぁ
野菜作りを楽しんでいたころ 夏になると畑の小屋を乗っ取られるけど やがて秋には さびれたイチョウの葉型の巣だけが残されていたものだったから 

そのころの私は
水を蒔こうとジョウロを手にしたところ 中に潜んでいた蜂が飛び出して親指の付け根を刺され みるみるうちに腫れ上がっていく恐怖から 携帯で119し 応対の質問に従って 「蜂に刺されました」 と答えたところ
「意識はありますか?」 

「あの~ 刺されたのは私ですけど」

・・・ 「あぁ~ そうですか では 近くのお医者さんに行ってくださいね~!」

「私 今 畑に居て 家に帰るのに車を運転しなくちゃですが 大丈夫でしょうか?」

・・・ 「は~い 運転に気をつけて帰ってくださいね~!」 

と まあ こんな時代もあったのでしたが

しかし アナフィラキシー・ショックが気にならないでもなく 蜂は自分の巣を守るためには敵に対し命をかけて攻撃するという知る限りの知識から 
「軽はずみに退治しないほうが良いと思う」 
と伝え 我が家で密かに蜜の味を楽しんでいる次第


早いうちに この形の巣の正確な生態を調べて 彼女の不幸を取り去らないと とは 思うけどね










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