33℃の国で

  

ルリカラクサ 
漢字で書けば 瑠璃唐草

愛らしい花姿にピッタリの この名を別名とする花は オオイヌノフグリのことだと 旅から戻って訪ねた お気に入りの部屋で 今日 初めて知りました

春の訪れを知る この花が咲くのを 雪国で暮らす義母も 毎年 待ち焦がれていたのでしょう
この花に関心がなかった 嫁いですぐのころの私に
「 マリちゃん 見てごらん こんなに小さい花びらが ちゃんと2色の染め分けになっているんだに ・・・ 」 と ブルーのグラデーションに染まるオオイヌノフグリを 畑から摘まんで来て見せてくれたのは 夫の実家に帰省した まだ ところどころに雪が残っているころのことだったと思います

その時 義母が この花の名前はオオイヌノフグリで 別名はルリカラクサだと言うことを知っていたかどうか 今となっては知る術もありません

私が この世で一番好きな花とするオキシペタラムの 和名ルリトウワタを 漢字にすれば 瑠璃唐綿
犬のナントカという可愛そうな名前として 話題に挙げられることの多いオオイヌノフグリの別名が 瑠璃唐草

青系統を瑠璃色と表現したりすることから どちらにも共通するブルーの花びらの色に因んで名付けられたのでしょう 

母の花好き 義母も花好きという縁でか この頃の私も 花好きと言えるようになった気がするけれど オキシペタラムとオオイヌノフグリに潜む瑠璃色の一致を この歳になって初めて知った今 趣味はガーデニングなどとは恐れ多く ただただ地から芽を出し咲く花に愛しさを覚えるだけの 取るに足りない花好きに過ぎないことを思い知らされます


 
DSCN4596.jpg

DSCN4666.jpg


スギ花粉による症状から少しでも逃れられる嬉しさと 勤務により長期だったり短期だったりして何度か滞在し 「庭みたいなもの」 と 吹聴するハタラキバチさんの道案内に期待してシンガポールへ

機内泊により 3月5日の早朝に到着した赤道直下の国は33℃

常夏の国に乱れ咲く花を愛で 多国籍料理に舌鼓 
万歩計の数字は15000を越え 宿泊したホテルでは 3月11日を前にして 東北の話題が 日本のテレビチャンネルで毎日のように放映されていました

オリンピックを目指す被災地のお子さんに スケートを指導する真央ちゃん
目を覆いたくなる壊滅状態の温室から 一度は諦めたイチゴ農家さんの 4年間の道のり 

煩わしいことを避け これからは楽しければ良い と 何かにつけ挫折の口実にしがちだった下り坂の年齢を迎えた私に 遠く離れた地で見た私の国のガンバリは 「絶対にあきらめない」 という言葉が染みました

まだまだ未知の秘密が潜んでいそうな花の名前やら 歴史の勉強に 二胡の練習にと 挫折の一途をたどる脳の老化だけど 33℃の国から9℃の国に戻った私に 絶対にあきらめない の言葉が蘇ります




スポンサーサイト

<< ボタニック・ガーデン  TopPage  海の向こうの必須アイテム >>

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

トラックバック

トラックバックURL
http://maririn620.blog.fc2.com/tb.php/135-c5f9907b




Copyright ©るりとうわた色の空に. Powered by FC2 Blog. Template by eriraha.

FC2Ad