クレームから始まる 四万十の旅

 
旅の計画を事前に口走ると企画倒れになる というジンクスに乗ってやって来た台風は 一方で控えた晴れ女の偉業で西に逸れて 四万十の旅は つつがなく

と言いたいところ だけど

旅行社が募った旅のタイトルには 四国20景巡りとあり その内には しっかり 「四万十川」 の文字があったのに 現地に着いて まず配布されたオプションの案内は 何で ?
あの手この手 商売の事情はあるでしょうから パンフにうたってない部分は良しとしても 四万十川の旅なのに 四万十川遊覧が オプションって言うのは ?

ツアーに慣れている同行の友は 「ツアーは こんなものよ」 と スムーズに受け入れていたけれど 日常から拘りが多い上に 旅は ほとんど個人行動の私は スタートから ブーイング

習慣には従うしかなく 翌日の遊覧船で四万十川を巡るにあたり そこで さらに世間知らずの甘さを知ることになる私でありました 

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徳島阿波踊り空港から バス内で おおよそのオプションを申し込み 瀬戸内の海を右手に 最初の訪問地 金刀比羅へ

本宮まで785段と言われるも 実際は786段あり 786がナヤムと読めることから 途中に1段の下る段があるのは 悩む(786) を無くすためだそうな


大門の楼上に揚げられた額に書かれてある <琴平山> は 有栖川宮熾仁親王殿下の手によるもの
ん! 有栖川宮熾仁親王と聞いて 「もしや?」 と閃いた 相関図専門の なんちゃって歴女

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帰宅後 ウィキペディアに飛んだところ やはり 徳川14代家茂に嫁いだ皇女和宮の 元婚約者と判明


本宮からの眺望は 5年ほど前の一人旅で眺めたときと変わらず

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貸し杖は ほぼ全員が利用

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金比羅山に限らず 神社仏閣の参拝は 参道に並ぶオミヤゲ屋さんを覗きながらも楽しみの内
なのに 下りは 旅行社の気遣いで階段のない道の選択に疑問
同行の友は 感想を求められたアンケート用紙に この点を指摘したらしい

夕食は バイキングの80品目に大満足
ただ 
この旅の期間中に誕生日を迎える友に サプライズのバースディーケーキを予約しておいたのだが
チェックインの際に <プレゼント券> なるものを 彼女の前で手渡され またもやブーイング

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鯛の解体ショーもあったけど 
マグロとは言わない せめてブリで お願いしたい


旅の二日目

まずは車窓より

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銭湯を こよなく愛した夏目漱石の 坊ちゃん湯には 早朝から お風呂好きが列を作ることもあるという


伊予絣の製造工場

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1870年当時 女性は小学4年生終了後から 絣を織り始め 朝は5時から夜の11時まで機を織った

バスでの移動が続いて 内子へ

白壁土蔵の街並みを歩く 

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観光地で暮らすことの自負でしょうか
それぞれが個性的で 見られることを意識した住まいのレイアウトに 工夫のあとが感じられます

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投げ入れの生け花には オトコエシが贅沢に使われていました

秋の風景 

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ここで 一句
青空に 柿とコスモス ススキかな  ~ ♪  季語づくし


いよいよ バスは愛媛県から 高知県へ 

最後の清流と称される 四万十川
なぜ 最後なのかと言えば 流れる水の透明度がナンバーワンだから と思いがちですが  そうではなくて
どこにも手を加えられてない 日本で最後の自然の川だからです と ガイドさん

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四万十は 土佐の小京都と言われるがごとく 静かな佇まいを誇っていました

お客様 みんな 普段の行いが良かったようで 
昨日は台風の影響で増水し 船が出せなかったとのこと

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要所要所に 地名の付いた沈下橋

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なるほど 水面が高くて 昨日は 船が橋桁の下を潜れなかったってわけね

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台風による雨が影響していなければ エメラルド色のはずだった 川面
私の夢は ここで壊れた

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いえ 壊れたのではなく ここで私は再び 己の世間知らずを知ることになった
テレビで見た 透明ガラスの下にあるような四万十の川底は 四国の四万十川に行けば見られると思っていた
しかし 旅行社の四万十川遊覧とは 透明の川底を見せるのが目的ではないことに 初めて気付いたのであ~る

ということで さらなる夢の続き
いつか きっと 日本一の透明度を誇る 四万十の川底を見に行こう

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次の訪問地 竜串の海岸へ移動中に 雨

到着した時は小降りになり 傘を開くほどもなく

波と風によって浸食した奇岩群

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奇妙ではあるけれど 和歌山県 串本の橋杭岩の面白さには適わないかも

本日 最後の訪問地 足摺岬へ

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四国で最南端の足摺岬灯台

今夜のホテル
パンフで紹介されていた夕食は 伊勢海老付き
ここで添乗員さん曰く 「今夜の伊勢海老は 伊勢で獲れたのではありません」
その意味は お風呂のあと夕食の膳に着いて判明
海老は どこ? どこ?
高知の海で獲れる伊勢海老は 手の平に乗ります


旅の最終日

見逃しそうな 昨晩の伊勢海老に準じて 朝食もデジカメを必要とせず

桂浜へ向かう車窓より 

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バスから降りて正面から対面したかった 長曾我部元親さん

竜馬さんとは 20年ぶりの再会 

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個人旅行だった20年前は やはり今ごろだったらしく 
隣に組んであった櫓に意味があるとは知らずに昇って 竜馬と対面したのでしたが 
竜馬の誕生日に近い この時期にだけ 像と同じ高さに櫓が組まれ 
竜馬と同じに アメリカの方向を眺めることが出来るのだそうで 
11月15日の誕生日が過ぎると 櫓は解体されるのだそう

もしも 私が藤村だったら 
「四国の名所は全て山の中にある」 と言ったに違いないと思うくらい 移動するに いくつもの山を越えた

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バスは 高知県から徳島県へと

日本三大奇橋の一つ 祖谷川にかかる かずら橋

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人が通る橋にしては珍しく有料なのは 植物のカズラの蔓で作られているための経費

かずら橋から 数分ほどのところの 琵琶の滝

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名残り惜しく この旅で最後の訪問地 大歩危小歩危に向かうころ 

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友曰く 「四国って海のイメージだったけれど 山が多いのね」 と  やはり 私と同じく 藤村の心境だったらしい

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大歩危

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小歩危は 車窓より

徳島空港は 阿波踊り空港で 高知空港が竜馬空港なら 
高松は うどん空港かな と思いきや 

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夕焼けに見送られて うどん でもなく さぬき でもなく ただの高松空港へと バスは走ります






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コメント

今晩は(^_^)
長〜い旅の記録?に、
どこの部分にコメするか迷いましたが
私もはるか昔サンフラワー号で
高知に行きましたよ。
学生は先立つものが、優先でしたが、
船旅も中々良かったと記憶してます。

自分達で、計画を立てて本当に楽しかった。
時間だけは、タップリの旅でした。
楽しかった想い出しか無いんですよね(笑)

もう一度行ったつもりで、拝見しました。

麦さんの夢が、また一つ、、、
四万十川の透明な川底。。。
潜るんですか^_−☆
楽しみですね〜。

2015.09.29   h.j   編集

麦さん、こんばんは。

おりゃ~ 田舎の交通ル-ルはね・・・オプションですよw
あって無いようなものだと熟知のはずじゃなかったかと(笑)

金毘羅船々お池に帆立ててシュラシュシュシュ~♪・・・・は間違いで
金毘羅船々追風(おいて)に帆かけてシュラシュシュシュ・・・だそうです。

あっ、讃岐富士が見えますね~栗林公園はパスなのかな~
鯛の解体ショ-おもろい~♪ わたしでも出来そうじゃ~♪

松山のほうも行かれたんですね。ちと切ない思い出が.....

四万十川の思い出は底の藻屑となったようですね(笑)
でも、こういう雨上がりの条件が怪魚釣りにはぴったしですよ
てか、釣竿はご持参じゃなかったようですね♪

元親さんに光秀のことそっと聞けるとよかったのにね。
竜馬の右手は懐のピストル持ってるちゅうのはほんまですかね?
皇女和宮にピンと来たなんてお見事です。

四国ほぼ一周盛りだくさんの旅でしたね。お疲れ様でした。



四万十の十だけ想い残しけり  ~♪

2015.09.29   えんてつ   編集

h.j さん


長~い旅、最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
クレーム編、食事編、観光編、に分けようかと思いましたが、一気に頑張りました。

船旅は贅沢だって、昔、会社がすごく忙しい叔父が言っていたのを思い出しました。

思い出は、楽しいことだけですか(*^▽^*)
きっと、楽しいことしか、なかったのでしょう。
旅は、時間がタップリでないと、ね。
観光地で 「ここで何分!、何時集合!」と聞こえると気の毒に思うものですが、今回は私が、その身になりました(´艸`*)

ツモリでなく、もう一度、お出かけになられたらいかがですか?
あっ! ニャンコさんたちね、、、(^_^;)

それがですね、h.jさん
四万十の川底は、潜らなくても清んで見えるんですよ。
って、テレビで見せてくれました。
小さな支流でしょうね。
いつかまた、必ず、、、(*^▽^*)

2015.09.29   麦   編集

えんてつさん、
睡魔が限界、、、
また明日(+o+)

2015.09.29   麦   編集

はじめまして~!

なんとなくブログサーフィンしていて目にとまりました。

四国八十八ヶ所巡拝結願から早10年近くなります。
上の画像も回った場所が沢山あり、懐かしく拝見いたしました。

四万十川から夕日を眺めたこともありました。
旅はいいですね~!

2015.09.29   ryo   編集

v-22 えんてつ さん

看板に偽り有り?
たとえば唐揚げ定食をオーダーして、卵焼きとサラダがあって、
「唐揚げはトッピングです」って言うのと同じですよね。
このような表示が慣例化しているのでしょうね。

金比羅船々、オイテにホかけて・・・と漠然と歌っていました、意味を知ることもなく(^_^;)

そう言えば栗林公園は、予定にもオプションにもありませんでした。
鯛なら私にも出来そうです~!

松山に、楽しい思い出でなく、切ない思い出ですか。

四万十川は仕切り直しです。
その時も、釣り竿は持たないと思います(*^▽^*)

今、気になる元親さん、ジックリ対面して問いかけたかったですね~。
竜馬の右手は、謎だそうですよ。
単に、懐に手を入れる癖だったのでは、という説が有力だそうです。
皇女和宮、相関図は得意なんです(笑)

バス移動が多い旅でした。
団体行動には向いてないかも、、、(^_^;)

四万十川と言われる所以は数多く、ガイドさんは、支流が多いから、とのことでしたよ。



v-22  ryo さん

何となくのお立ち寄り、ありがとうございます <m(__)m>

なかなか実行に移せないことが多いように思いますが、早や10年とは拍手ですね!
旅の途中でも、多くの方と出会っては、ここは四国であることを実感しました。
残念ながら画像はありませんが、金剛福寺も懐かしいのでは?

四万十川から見る夕日は、どの方向かな~、と、あの風景を思い出して想像しています、、方向音痴でして (*´▽`*)


2015.09.30   麦   編集

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2015.09.30      編集

v-83 さん

わぉ!
いらっしゃいませ。
ここがお分かりになったのですね、、、
私、自己紹介をしましたっけ?

マイペースの旅が多いので、クレームが多くて恥ずかしい旅のレポートですが、何やら楽しいこともありました(笑)

こちらは、いつでもOKです。
よろしくお願いします。


2015.09.30   麦   編集

麦さん おはようございます。
仕事上、日本中の一見さんのお客様が多いので
探すことは得意です(笑)
私は引きこもり派ですが、あちこち旅行で羨ましい限りです
またよく体力が続きますねえ。
私は考えただけでだめです。
ここ2.3日のうちに送ります。

2015.10.01   山ぼうし   編集

山ぼうし さん


日本中の一見さん、私も、その一見さんの一人ですね (*´▽`*)

それ以来、ブログの方も、ときどき拝見しておりますが、確かに探すのがお得意のご様子なのでビックリしました。
山ぼうしさんの努力のおかげで、村が、きれいに整頓されたと思います。

旅の間の体力は問題なく自覚はなかったのですが、昨日は二胡のレッスンがあり、先生に、「疲れてますね?」と言われました、、、(-_-;)


楽しみにお待ちしております。
よろしくお願いします <m(__)m>


2015.10.01   麦   編集

おはようございます(^_^)
旅のお疲れは、とれましたか?

更新を待って、何度もお邪魔してみるものの、
寂しくて…(笑)

ふふふ〜
おーいと呼んでみました。(≧∇≦)

2015.10.02   h.j   編集

h.j さん

は-い、と返事をしてみました。
自覚症状はなかったのですよ、元気ですよ~(*^^*)
ただ、、、
過去のブログが、なぜか昨日から再燃していて、、、
どこかで、検索ワードなるものが登場する記事が発信されたのでしょうね。
不気味です (◎_◎;)

スミマセン、気まぐれ更新で。
呼ばれて立ち上がりました、、、って訳でもないのですけど(*´▽`*)

2015.10.02   麦   編集


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