クリスマスソングに蘇る ごめんなさい

どなたかが発信したクリスマスソングを耳にして蘇る出来事に 私の指がキーの上を気ままに闊歩する

結婚と言う意識はなく 誰かにトキメクのでもなく 不特定の男女で純情な青春を謳歌していたころのこと
私の職場を含めた3社合同で企画されるクリスマスパーティーを前に 社交ダンスの練習を兼ねて 退社後は ダンスホール「バンビ」に流れ込むことが多かった12月

その日 その中に今の夫がいたかどうかは全く記憶にない男子3人と 我々女子3人はコーナーに陣取り あちらは男性だけの数人でカウンターに座っていた

ワルツやジルバや ピンクレディー とか カカオフィズのカクテルで盛り上がるホール
別々のグループだったとしても 誰であろうとパートナーを選ぶのは暗黙の了解

私の両脇に座ったYちゃんとUちゃんが カウンターから立ち上がった二人に手を差し伸べられ 私は一人残されて 連れの男子と談笑
カウンターには 私の場所から背を向けた男性が一人いた

そんなシチュエーションが何度かあって 私は連れの男子と組むことはあっても カウンターにいた男性の誰から一度も誘われることはなく 夜は更けて解散となった

その後しばらくして ある業界の移動があったらしく 突然かかってきた長距離電話は カウンターで背を向けていた その人

第一声は 「 Mさんに謝らなければ 」

このあと 日本を離れる2年の間に 現地から二人だけに電報を打つことが出来る権利を 一人は ご自身のお母さん もう一人を私として 職場に申請したことに対し 私へ事後承諾となった事への謝罪の電話でした

そのとき 思慮の浅い私は 未知の世界から電報を受け取れることを単純に快諾し 数日後に 私の名が明記された 権利のライセンスなるものが郵送されて来ました 

そして やがて訪れたお正月のこと おそらく視界は空の青のほかには どこまでも真っ白であろう地球の頂点から 「あけましておめでとう」 という電報の年賀状が届いたのでした


そのころ なんとなくとは言え お付き合いしていた彼と結婚し 平和に暮らしていた時 実家から思いがけない電話がありました

「 ※※さんという人が来たので Mは お嫁に行きました と伝えたけれど 」  と


そうだったのか

そう言えば そのころ一方的に送られてきた 愛読書だという 「レーニン」の本とか 故郷だという〇〇の写真とかが 単なるプレゼントではなかったことを その時になって気付き 

二人の内の一人が お母さんで もう一人が私 という その意味の深さを考えることもなかった私

あの方を意図的に傷つけた意識は皆無だけれど 思慮の浅い私がとってしまった態度は許しがたいこと


DSCN3479.jpg
今年のイルミネーションはシンプル


何気に聞こえてきた 山下達郎のクリスマスソングから なぜか今日は こんなことが思い出されて 胸が傷みます
 
「今 会いたい人はいますか?」 
「今 謝りたい人はいますか?」 と 問われたら あの方

ごめんなさい ね ・・・  

私より二つか三つくらい お年は上だったでしょうか 

今 きっと どこかで お元気で 幸せに お暮らしですよね





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コメント

こんにちは。

お母さんと同じぐらいに大切な人!
なんという奥ゆかしい話~♪
レ-ニンという本の名前もセピア色だし。



クリスマス切なさ滲む夢ひとつ ~♪
届けたい時空を超えてこの言葉 ~♪
痛みもて語る言葉も雪模様  ~♪

2014.12.05   えんてつ   編集

今晩は🎶
麦さんにとって
切なくて…
素敵な想い出ででしょうか

麦さんのごめんなさいが
届くといいですね

2014.12.05   h.j   編集

コメント ありがとうございます

v-34 えんてつ さん

レーニンの本は、えんてつさんも気になるところですね。
何冊か送っていただいたのですが、〇〇蔵書、と、お名前の捺印があったので、読み終えないうちに、お返ししました。

クリスマスソングには、切ないメロディーがありますね。



v-34 h.j さん

ほんとに、、、
ごめんなさい、を届けたい。
ありがとうございます(^^ゞ

もしも会うことが出来て、ごめんなさいが言えたなら、本当に素敵な思い出になりますね。

サンタクロースに、伝えてとお願いしたいです~(^▽^;)



2014.12.05   麦   編集


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